エジプト:タハリール広場の数千名が軍の侵害行為に反対、アル=アッバースィーヤ広場で軍を支持する対抗のデモ
2011年12月24日付 al-Hayat 紙


エジプト:タハリール広場の数千名が軍の侵害行為に反対、アル=アッバースィーヤ広場で軍政を支持する対抗デモ

2011年12月24日『アル=ハヤート』

【カイロ:アフマド・ラヒーム】

カイロのタハリール広場やいくつかの県で、「エジプト自由人女性のための名誉回復の金曜日」の集会で、昨日[23日]数万名が結集した。結集は特に先週軍の兵士が女性のデモ参加者を引きずり彼女たちを殴打したという、軍の侵害行為に抗議して行われた。また、結集は現在エジプトを統治する軍最高評議会に民政移管と、首相府での暴力事件の責任者の問責を要求した。首相府の事件では、17名が死亡し、その他に約900名が負傷した。一方、アル=アッバースィーヤ広場で数千名が軍最高評議会を支持し、タハリール広場に結集する人々に反対するシュプレヒコールを繰り返した。

金曜礼拝の後、タハリール広場の群衆は増加した。デモ隊はタハリール広場の一帯と広場を取り囲む通りで、いくつかの行進を組織した。デモ隊は行進の中で次のようなシュプレヒコールを続けた。「頭を上げろ、あなたはあなたを抑圧したヤツより高貴だ。」これは、軍の兵士が女性のデモ参加者を引きずった行為を非難している。さらに、「軍政打倒、エジプトは我々の国であり、軍事基地ではない。」というコールもある。

数千名が最近の衝突の犠牲者の魂に、サラート・アル=ガーイブの祈りをささげた。また、象徴の棺を運んで広場を回った。デモ隊は、座り込みデモを解散させようとする軍の暴力行為を示す写真や、カスル・アル=アイニー通りで兵士が少女引きずっている写真を掲げた。一方、でのも参加者たちは、タハリール広場の中心の広場の隣で行われた女性のデモを取り囲んだ。女性のデモの参加者は、軍による殴打や(女性を引きずって)連行したことを非難し、軍が彼女らを拘禁したことについて話した。

(後略)

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24937 )