シリア:ダマスカスでの連続自爆攻撃事件
2011年12月23日付 al-Watan紙

■内務省:テロ作戦2件の犠牲者は、殉教者44名、負傷者166名

2011年12月23日 『アル=ワタン』

【ダマスカス:SANA(シリア・アラブ通信社)】

 金曜日(23日)朝、ダマスカスで自爆テロリスト2名が、自動車爆弾2台を用いて2件の攻撃を実行した。第1は、国家治安部を、第2は治安機関の支部の一つを狙った攻撃である。初動捜査は、攻撃がアル=カーイダの仕業であることを示している。

 2件のテロ攻撃の現場は、交通が混雑するとともに、孤児のための福祉機関、国民の住宅、消費公社の近くだった。

 内務省は、以下の通り声明を発表した。「本日金曜(23日)朝、ダマスカス市は2件のテロ爆破の標的とされた。2件の爆破は一連のテロの一環である。一連のテロとは、過去9カ月以上の間シリアの機関や人民がさらされているテロのことである。10時18分、自爆テロリストの一人は自動車爆弾を用いてダマスカス市内の治安機関支部の正門に突入、これにより治安要員と現場を通行中の民間人複数が殉教し、周囲の建物に甚大な被害が出た。その1分後、別の自爆テロリストが四駆車GMSの自動車爆弾を用いて総合治安局庁舎を攻撃、治安要員と通行中の民間人複数が殉教、大きな物的被害が出た。」

 内務省は、2件の自爆テロリストの作戦による被害は、殉教者44名、負傷者166名であり、周辺の建物・道路に大きな被害が出たと発表した。

 内務省の声明は、2件の自爆テロリストによる作戦の手法、2件の攻撃場所の選定、2件の攻撃が重層的で可能な限り多数の国民を殺害することを意図していたことの観点から、アル=カーイダの犯行であることが示唆されていると強調した。また、声明はテロ作戦が質的に激化している、テロ攻撃とは、シリアが9カ月以上にわたりタクフィール主義者の諸集団によって受けているテロ攻撃のことであると強調した。

 また、内務省の声明は、以下の通り表明した。「2件の自爆テロリストによる作戦は、改めてシリアを狙っている者の正体を暴露した。彼らは、シリアとその安全・安定を標的としており、内外にテロの手段を擁している。」

 内務省は国民同胞に対し、専門機関との協力で役割を果たしていかなる疑わしい状況も通報するよう呼びかけた。これは、テロと犯罪の手を断ち、祖国・国民の安全を守り、国の安全を強化するためである。

 なお、アラブ連盟監視団の先遣隊は、テロ作戦の現場2件を訪問、2件の作戦の惨状を見聞した。

 2件の爆破の殉教者たちの葬儀は、明日(24日)昼の礼拝の後にウマイヤ・モスクから政府・人民の葬列が出発する。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:高岡豊)
(記事ID:24944)