イスラエル軍将校、ガザ攻撃でのパレスチナ人殺害の責任にもかかわらず昇進
2011年12月23日付 al-Quds al-Arabi 紙

イスラエル軍将校、ガザ攻撃でのパレスチナ人殺害の責任にもかかわらず昇進

2011年12月23日『クドゥス・アラビー』

【テルアビブ:UPI】

イスラエル軍参謀幕僚長であるベニー・ガンツは、イラン・マールカ将校の准将への特進を決定した。マールカ将校は2008年の終わりから2009年の始めにかけてのガザ地区の民家の爆撃に関する責任が問われている。この爆撃により、アッ=サムーニー家の家族21人が死亡した。

イスラエルの新聞「ヤディーウート・アハルーヌート」は金曜日[23日]以下のように伝えた。マールカはイスラエル軍最前線司令部の諜報本部将校として働いており、軍は憲兵隊が行った彼に関する取り調べの後、彼の特進と軍の階級の昇級は見合わせていた。

また新聞は、取調べを終結し、法廷への服従を否定する軍検察官の意図が示されたのをうけて、ガンツはマールカの特進および軍司令部への昇級を決定したと付け加えた。

イスラエル軍戦闘機がアッ=ザイトゥーン地区の家を爆撃する命令が出された2009年1月、マールカは2009年一月に「ギバティ」旅団の指揮官であった。爆撃された家にはアッ=サムーニー家の家族100人が中にいた。

(後略)

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( 翻訳者:田中大樹 )
( 記事ID:24963 )