■容疑者が逮捕中に殺害された事件で、14名将校と警官に故意殺害の容疑
2011年12月27日『アル=アハラーム紙』
【カイロ:サハーム・アブドゥルアール】
ワッラーウ[ギザ県の地域]区の検察は、中央治安局の将校と警官、ロード・エル=ファルグ区[カイロ北部の地域]及びワッラーウ区の捜査官計14名の武器を、司法医に提出するよう命じた。これは、ワッラーウ区において容疑者が逮捕中に殺害された事件に使われた凶器を特定するためである。
ワッラーウ区代表は治安部隊要員複数に故意殺害の容疑をかけた。検察は、ギザの労働者たちを代表するムハンマド・ズィクリー第一総弁護士の指揮のもと、14名の治安局の警官に取り調べを始めた。彼らが認めたところによると、彼らはロード・エル=ファルグ検察が摘発・連行を命じた容疑者の元へ向かった。この容疑者とは、他に2名の者が一緒にいた。容疑者が逃亡を試みた際、治安部隊は銃声を聞いて驚いた。銃声は、容疑者のを早朝に訪れた者2名の1人から発せられたものであったが、今のところ銃声の出所は特定されていない。この銃撃により被害者は負傷した。ワッラーウ地区のヤースィル・アブドゥルラティーフ検察長官は、被害者の遺体の調査と治安部隊の武器の司法医に提出するよう命じた。これは、どの武器が被害者を殺害した発砲をしたのかを特定するためである。
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( 翻訳者:川口航史 )
( 記事ID:24974 )