ユルマズ元首相、「完全な誤解」―「トルコがギリシャ火事の犯人」発言の真相
2011年12月27日付 Zaman 紙

メスート・ユルマズ元首相は、複数のメディアで報じられ自身のものとされる「国家機密、裏金、ススルルク報告書」に関する発言について、誤解をもとにして報道されたものだと弁解した。

ユルマズ元首相は、文章で次のようにコメントした:

「(自身の発言として取りざたされている一連の)問題はまったくの誤解から生じている。エンヴェル・アイセヴェル氏との電話インタビューで国家機密の概念はどの状況で有効であるのかという質問に対し、これは唯一外交問題に関する場合に有効である、例えば90年代にトルコのエーゲ海沿岸で起きた森林火災にギリシャの情報機関が関係していることについて評価することや、その情報が検証されずに報道されることは、トルコの外交的観点から不利益になるため、これは国家機密でありうると述べたのだ。しかしこれから分かるように、事件はギリシャではなく、トルコで起きた森林火災に関することである。

これに関して裏金の問題には全く触れていない。第一、報道の見出しと内容を比べれば、はっきり読み取れる。誤った発言を許さないためにも、この問題を世論に広くお伝えしたい。」

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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:24981 )