銀行調整監視機構のデータによると、金融部門の貸出総計は12月16日の時点で2010年末より28.2%増加し、6865億トルコリラとなった。
個人向けローンは先週に比べ0.2減少した。個人向けローンの内訳を調べてみると、住宅ローンは12月16日の時点で743億トルコリラとなった。住宅ローンは昨年同時期に対し26.1%、昨年末に比べ22.2%上昇した。住宅ローンは先週にに比べ0.08%増加した。
12月16日時点でクレジットカードによる個人支出は534億トルコリラであった。クレジットカードによる支出は昨年同時期に比べ26.1%、昨年末に比べ22.5%上昇した。すなわち、消費者が、現金ではなく、ローンとクレジットカードを通じて行った支出は、2202億トルコリラになった。
■7240億トルコリラの貯蓄
一方、(個人向けローンのうちの)小口消費者ローンは2010年末に比べは34.7%、昨年同時期に比べ26.8%増加した。12月16日時点で「その他の個人向けローン」は先週より0.8%減少し236億トルコリラとなった。しかし「その他の個人向けローン」は昨年同時期に比べると89%、2010年末に比べ41%上昇している。
金融部門への貯蓄額では1週間で120億トルコリラの増加が見られた。12月9日時点で7126億トルコリラだった実質預金は、12月16日の時点で7249億トルコリラに増加した。昨年同時期の貯蓄に比へ18%、2010年末に比べ12.5%の増加が見られた。貯蓄は週単位にみると、1.7%増加した。
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( 翻訳者:磯辺菜月 )
( 記事ID:24984 )