■イラク:イラク、バスラの地方自治体、クウェートに対し、度重なるイラク人漁師抑留について警告

2012年1月3日『アル=ハヤート』

【バスラ：アフマド・ワヒード】

バスラ県議会は「クウェートの海岸警備隊によるイラク人漁師の抑留が繰り返されていること」に対して軍事行動の可能性を示して警告した。

県議会のサバーフ・アル=ブズーニー議長は同様に、「クウェート当局が再び漁師を妨害し、国境を侵害することがあれば、それに強硬に対処する用意がある。」と述べた。

そして「我々はイラク海軍に、このような妨害を阻止するために必要な対応に関しての命令を下した。」と続けた。

加えて「地方政権は国家主権週間の式典を続けている。イラクの国境と人民を尊重する必要があるという我々の明確なるメッセージを近隣国に伝えようと努力しており、今日以降、いかなる侵害に対しても積極的に対処することを強調する。また、「最近のクウェートのイラク人漁師妨害事件のみならず、クウェート・イラク両海軍の間の合意に対する違反をも起こしており、我々は、これを我々の権利や主権の侵害による侮辱であるとみなす。イラク海軍、及びイラク軍は同様に、クウェート側のいかなる侵害に対して、対応することが可能である。」と述べた。

ファウ地方の漁師の組合「シンドバッド」が発表したところによると、クウェート軍が先月、フール・アブドゥッラーにて船のポールにイラク国旗を掲げ漁をしていた行政区域内の漁船を拿捕し、5人の乗組員とともにクウェート沿岸に連行した。

（後略）

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（ 翻訳者:木村嵩 ）
（ 記事ID:25048 )