エジプト:科学アカデミー放火犯11人捕まる
2012年01月03日付 Al-Ahram紙


科学アカデミー放火犯11人捕まる
■科学アカデミー放火と内閣事件での治安紊乱に関与した11人を逮捕

2012年01月03日『アハラーム』



内務省属の治安機関は、カイロ中心部のカスル・アル=アイニー通りでの科学アカデミー放火に関連ある11人を逮捕することに成功した。

ムハンマド・イブラーヒーム内務大臣は、内務省刑事捜査機関に努力を強化するよう指示を出していた。「内閣通りとアッ=シャイフ・ラーヒーン通りでの事件と、その際の軍・警察・公共施設への襲撃、及びカスル・アル=アイニー通り科学アカデミーの建物への放火・破壊・強奪の犯人の逮捕のため。2011年8629号報告書、サイイド・ザイナブにて編纂」


 カイロ治安管区担当の第一内務次官であるムフスィン・ムラード少将率いるカイロ治安本部の犯罪捜査機関と、内務次官であるアフマド・ジャマールッディーン少将率いる公安局は、これに先立つ期間にこの事件の犯人特定のために数多くのチームを結成し、調査の強化と情報の収集と情報提供者の募集、テレビ放送時の視聴の継続、容疑者の取り調べチームの結成と、容疑者の事件時の居場所と行動の確認を行った。


この努力により、カイロ旧市街在住のルーマーニー・アーティフ・カラム・カーミル容疑者(20歳、彫刻家)の逮捕に成功した。彼は、十分な情報を突きつけられ、他複数の者と内閣と議会の襲撃事件と科学アカデミーの放火に参加したことを詳細にわたり認めた。同容疑者は、さらに数人と共に、投石と火炎瓶投擲と科学アカデミー放火に参加していた。

そして、警察官襲撃により逮捕されていたカリーム・サアドッディーン・ムハンマド・マフムード容疑者(20歳)も逮捕された。テレビや新聞などで、彼の科学アカデミー放火が目撃されていた。眼前に情報や証言を突き付けられて、彼はこの事件に参加したことを認めた。科学アカデミーの窓にガソリンを注いで火をつけたことと、施設に放火し燃焼物を投げ入れたことを認めた。また多数の事件の参加者の名を挙げた。

同様にカイロ旧市街の住民たちは、アフマド・フルミー・ムスタファー(19歳)、ムハンマド・ムハンマド・マフムード・ヤースィーン(19歳)容疑者の両名の逮捕に至る通報をした。両名は、最初はガセルの角製のポケットナイフとガソリンの火炎瓶と弾丸のような物質を所持している所を、逮捕された。その後取り調べにより、ムスタファー容疑者が、ムハンマド・アッ=サイイドと呼ばれる人物が25エジプト・ポンドの報酬を両名に支払いカスル・アイニー通り地区の施設放火の見返りとしたことを認めた。ヤースィーン容疑者は、タハリール地区に約一週間からブーラーク・アブー・アル=アラー地区から来た集団とともに滞在していたことを認めた。両名の供述により、検察は取り調べのため30日間の勾留を決定することとなった。

昨年の12月20日、アル=ハダーイク地区在住の、サービル・ムハンマド・フサイン・アリー・アワイス容疑者(廃鉄業者) は、多量の本を売っている所を逮捕され、これらの本を科学アカデミーから盗んだことを認めた。

今年の1月1日、ナセル市ザーキル・フサイン通りにある「SOS子どもの村」施設長のファルガリー・アブドゥルムナイム・アブドゥルマクスードは、ナセル市第一警察署に、ワリード・ラアファト・アシュラフ少年(13歳、学生。SOS子どもの村入所者)のことを通報した。この少年は、約一ヶ月前に施設内の携帯電話を3つ盗み、施設を抜け出した、5日後に帰った際に、家出の理由を詰問したところ、携帯電話を売ってタハリール広場に向かったことを認めた。そこでアラビア語を話す外国人と出会い、タハリール広場のテントにいる人物を紹介された。火炎瓶の作り方や、バイクからのガソリンの盗み方、警察や軍への投げ方の訓練を受けた。テントでの宿泊や食事が引換えだったという。

治安機関は、アッ=サイイダ・ザイナブ区ラマーフ・ナーシリーヤ第5区在住のムハンマド・サーミー・アブドルハリーム・イブラーヒーム・カンディール容疑者(30歳)を逮捕した。同人の逮捕は、火炎瓶を用い科学アカデミーに放火する様子が映された個人ビデオの断片や写真数枚を精査した結果である。内務省の機関は、科学アカデミー放火や政府施設襲撃に参加した者すべてを特定し逮捕する努力を担当している。これは、これらの陰謀の背景を調査するためである。

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(翻訳者:石川貴子)
(記事ID:25057)