■水煙草の値上がり 占領地の喫煙者に衝撃
2012年1月5日『アル=ハヤート』
【ラーマッラー:バディーア・ザイダーン】
「パレスチナにおける水煙草の値上がりに、共に反対しよう」。このスローガンの下に、活動家は、ソーシャルネットワークサービス「facebook」にページを設立した。これは、水煙草愛好家には寝耳に水だった、水煙草価格の300パーセント以上の上昇に関して占領地で続いている大きな論争に基づいている。
時々友人と一緒にカフェに通うラビー=ムスタファーは、「カフェでは水煙草はおよそ15ドル、つまり肉1kgに等しい値段になったことを踏まえると、カフェでお金の無駄遣いをするよりも、家にいて、家族の利益のためにお金を使ったほうが良い。」と語った。また、水タバコの価格の値上がりが他の品物の値上がりの始まりになるのではないか、との不安を表した。
また、以下のように続けた。「我々の命運と生活がここまでイスラエルに握られるべきではない。パレスチナ自治政府内の関係当局は、イスラエル人が我々の経済をコントロールするのを制限する策を採ることが義務である。また、値上がりは理にかなった割合であるべきで、特に、値上がりは、占領当局が水煙草1kgにかかる関税を15ドルから90ドルへ値上げする決定を行った後に起こった。
特にパレスチナ自治政府は、パレスチナ、イスラエル間の貿易組織協定「パリ・経済プロトコル」の決定に従うよう強制されている」。
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( 翻訳者:田邉瑞穂 )
( 記事ID:25074 )