ビン・ジャーシム氏:アラブ連盟のオブザーバーはシリアにおいて誤りを犯した
2012年01月07日付 Al-Ahram 紙


ビン・ジャーシム氏:アラブ連盟のオブザーバーはシリアにおいて誤りを犯した

■ ビン・ジャーシム氏:アラブ連盟のオブザーバーはシリアにおいて誤りを犯した

2012年1月7日『アル=アハラーム』

【ダマスカス、ドバイ 通信社】

シリア革命一般組織が発表したところによると、昨日7名の市民がシリア治安部隊の発砲により死亡した。活動家は、アラブ連盟オブザーバーが装甲車の撤退を発表したあとも、治安部隊が、抗議者に対応するためシリアの複数の町にいまだに装甲車を維持していると述べた。

同じ頃、クウェートの報道機関はカタールの首相であるシャイフ・ハマド・ビン・ジャーシム・アル・サーニー氏の言葉を伝えた。それによると氏は、詳細には触れずに、アラブ連盟のオブザーバーはシリアにて誤りを犯したとしている。さらに、氏は、国連事務局長であるパン・ギムン氏との会談のあと以下のように述べた。今回のことは、我々にとって全くはじめての経験である。私たちは犯された誤りがどのようなものであったかを判定しなければならない。誤りがあったのは間違いないが、我々は殺戮を止めにいったのではなく、監視するために行ったのである。

また、シリア問題が国連安全保障理事会に委託される可能性について、シャイフ・ハマド氏は以下のように述べた。我々アラブ諸国連合は常にこの危機の解決策を見いだそうと努力しているが、それは、シリア政府の危機解決策を見出すための透明度にかかっている。

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( 翻訳者:栗原友美 )
( 記事ID:25094 )