チャルクホールディング傘下にあるトゥルクヴァズメディアグループが所有するATV局とサバフ紙の売却につき、投資銀行であるゴールドマン・サックスが権限を獲得した。
情報筋がロイターに充てた情報によると、ATV局とサバフ紙に対する最初の(売却)提案は1月18日までになされる予定だという。ある情報筋は、関心を示しているグループとして、投資ファンドであるテキサス・パシフィック・グループ(TPG)やコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)、タイム・ワーナーグループ、そしてドイツのRTLテレビも挙げられていると述べた。また、「希望価格は非常に高値でEBITDA値の約15倍である。最初の提案は1月18日までになされ、その後「デューディリジェンス」のプロセスが始まる」と述べた。
■11億ドルで買収した
2007年12月に預金保険基金(TMSF)が売りに出したサバフ紙、ATV局の入札を11億ドルでもってチャルク・グループ付属のトゥルクヴァズが落札した。引き渡しは2008年4月に実現した。
トルコのメディア分野では、外国人が最大50パーセントの株式を保有できる。
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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:25096 )