TRTの決めたユーロヴィジョン2012年トルコ代表ジャン・ボノモに、みんなびっくり
2012年01月09日付 Milliyet 紙


メディアタヴァの報道によると、TRT(トルコ公営放送局)は長期にわたる議論の末、今年バクーで行われるユーロヴィジョン・ソング・コンテストにおいてジャン・ボノモをトルコ代表とすることに決定した。ボノモはユーロヴィジョン用の歌を特別に作曲する予定だ。

これまでにユーロヴィジョンの候補者にはクラチ、アティイェ、スラ、ハンデ・イェネルの名があがったが、TRTの運営陣は予想を裏切り、ユーロヴィジョン・トルコ代表に、近頃特にミュージッククリップでその名を知られるようになったジャン・ボノモを選んだ。

■ジャン・ボノモって誰?

イズミル出身のジャン・ボノモは、8歳の時にギターを弾くことで音楽をはじめた。中学・高校時代はイスタンブルで音楽活動を続けた。17歳の時にイスタンブルの頂点に立つことを決心したボノモは、音楽界へボイスプロデューサーとして飛び込んだ。ビルギ大学映像学科で学び、大学在学中にクラスラジオ、No.1FM、ラジオN101でMCを務めた。その後、テレビに移り、No.1テレビとMTVでテレビ番組の企画を行った。テレビ番組プロデューサーのキャリアを続けて様々なコマーシャルに出演した。

ミュージシャンとしてのキャリアは、アーヴィン・ウェルシュの「ポルノ」という本の最初のページに抱きついた映像のデモンストレーション・ビデオを、ジャン・サバンに送ったことで、新しいステップにたった。高校・大学時代にアマチュア音楽グループとイズミル、イスタンブルで多くのコンサートを行ったボノモは、その後、満を侍してファーストアルバムに取り組んだ。約2年間の準備期間の後、2011年1月にジャン・サバンのプロデュースでファーストアルバム「crazy」を発売した。

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( 翻訳者:澤井祥子 )
( 記事ID:25133 )