偽50リラ、100リラ札に注意を!
2012年01月12日付 Zaman 紙

警察と中央銀行が共同で実施した捜査により、そのほとんどが50リラ及び100リラ紙幣からなる大量の偽札が押収された。当局は、偽札は多くの市場やショッピングセンターで発見されている事を発表した。

警察の密輸及び組織犯罪対策局(KOM)は、最近、偽造50リラ及び100リラ紙幣の押収を始めた。中央銀行とも協力した捜査で大量の偽造紙幣が押収された。入手された情報によると、偽造犯が作りたがる紙幣は50リラ札と100リラ札である。200リラは一般市民も商人も手にしたときに偽造ではないかと警戒するため、あまり好まれていない。中央銀行の担当者はトルコリラ紙幣の偽造防止対策を特に強調すると共に、真贋のポイントをみきわめるよう注意を喚起した。銀行筋によると、少額紙幣はバザールで、または地方の金融市場に流れていると注意を喚起するとともに、高額な紙幣は最近ショッピングセンターにて発見され始めたと述べている。

インフレの増加の影響を受け、偽造犯は最も彼らが好む20リラ札の印刷は継続しているものの、その製造量は鈍っている。密輸及び組織犯罪対策局(KOM)は、2011年の数値はまだ確定していないが、過去の数値によるとトルコで最も多く偽造された通貨はトルコリラ、次いでアメリカドルとユーロである。最も多く偽造されたのは50リラ札である。偽札製造場所はアンカラとディヤルバクルであると指摘されている。三年前にお目見えしたトルコリラ紙幣は旧来の新トルコリラからの切り替えは完了している。市場に流通する紙幣の99%はトルコリラである。

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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:25172 )