エジプトはエチオピアに工業都市を建設
2012年01月14日付 al-Hayat 紙

■エジプトはエチオピアに工業都市を建設

2012年1月14日『アル=ハヤート』

【カイロ:本紙】

 エチオピアのティグレ州知事アバイ・ウルドゥはは新たに百平方メートルの自国の土地をエジプトの投資家に配分し、総合工業都市を建設することを決定した。これは1 メートル当たり1.5エチオピアブル(7セント)で99年間投資家に利権が与えられるというものである。これは、17人のエジプトの企業家代表団との会合の際に決定された。この代表団は、「バドル市企業家、投資家連合」の理事会長、アラーウ・アッ=サクティー氏を団長とする。

 アッ=サクティー氏によると、この工業地域はエチオピアにおけるエジプトの一番総合的工業都市になるであろうということだ。さらにアッ=サクティー氏は、エジプト代表団がティグレ州知事は、製造部門および真摯な投資を特徴とする17の会社を代表する企業家の代表団であることを知ったときに、この決定を下した、と付け加えた。またこの地域の配分は99年間、6ブルではなく1.5ブルという低価格で決定された。これは、エチオピアにおけるいかなる外国投資機関のなかで最も長期の利権期間である。

 また、このエチオピアを訪問した代表団は総合的なエジプトの投資会社の設立に合意し、合意のなったエチオピアの事業調査を可能とするために理事会を形成する予定である、と続けた。また、最初の段階での頭金の額は少なくとも4千万ドルで、この段階で成功すればこの数字は倍増することが期待されている、と説明した。。また、その会合の中で、エジプトの最新鋭の工場から人材や技術を、エチオピア人のパートナーとのパートナーシップにより、地域に建設された会社に移転することへの合意がなったことも指摘した。そしてエチオピアでの投資環境は極めて楽観的であり、国家はさらなる投資を必要とする処女的な市場として特徴付けられる、との観測を行った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:橋本琴音 )
( 記事ID:25181 )