イエメン:アデンのデモ鎮圧で死者
2012年01月14日付 al-Hayat 紙

■イエメン:アデンでのデモ鎮圧中ハラーク支持者2人と警官が死亡

2012年1月14日(土曜日)『アル=ハヤート』

【サヌア:本紙】

南部の分離を訴える『アル=ハラーク・アル=ジャヌービー(南部運動)』の支持者2名と警官1名が殺害され、3人の警官を含む18人が怪我をした。彼らは、アデンでの治安部隊とデモ隊との銃撃戦により死傷した。

地元の治安関係の情報筋によると『アル=ハラーク』の支持者のうち2人が死亡、他15人が負傷し、又、警官一人が死亡、3人が負傷した。負傷した警官のうち1人は将校で、南部分離主義活動家に銃撃され、怪我をしている

南部分離主義者活動家は、警察がフール・マクサル地区で数千名が参加した行進に発砲したと述べた。デモ隊は、南イエメンの分離を要求するとともに、アリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領が辞任するのと引き替えに同大統領に法的免責を与えることを拒否していた。

目撃者によると、警察が実弾、催涙ガス弾をデモ参加者に使用したのに対し、デモ隊は銃撃により反撃した。

デモ隊は、『アル=ハラーク・アル=ジャヌービーは大統領選挙をボイコットする』、『我々は湾岸諸国の提案とは関係ない』と書かれた横断幕を掲げた。

今般のデモは、流血の1986年1月13日を記念して組織された。流血の1986年1月13日事件とは、「社会党」内の競合する諸派の間で起きた事件で、「社会党」は当時南イエメンを支配していた。

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( 翻訳者:木村嵩 )
( 記事ID:25191 )