ムーサー氏、アラブ連盟に対しシリアへのアラブ諸国軍派遣案の検討を呼びかけ
2012年01月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ムーサー氏、アラブ連盟に対しシリアへのアラブ諸国軍派遣案の検討を呼びかけ


2012年1月15日『クドゥス・アラビー』紙


【ベイルート:AFP】


アラブ連盟前事務総長であり、エジプト大統領選挙の候補者であるアマル・ムーサー氏が、日曜日[15日]にアラブ連盟に対し、アラブ諸国軍のシリア派遣に関して協議することを呼びかけた。シリアでは、去る3月中旬から大規模な抗議運動が起きている。
同氏は記者団に対し、ベイルートにおける改革と民主主義への移行に関する会議の開催に関連して、アラブ諸国軍のシリア派遣の提案は「非常に重要であり、アラブ連盟はこの事案を検討し、協議する必要があると考えている。」と述べた。


アラブ連盟監視団のシリア撤退に対する同氏の意見を求められた際には、「この事案は(…)アラブ連盟調査団の諸報告次第である。」と回答した。


シリアでの弾圧は、数十名のアラブ連盟監視団員の滞在にも関わらず今なお続いている。監視団は2011年12月26日以降、この危機から脱するためにアラブ連盟の計画が実施されているかを監視するよう任命された。


アラブ連盟事務総長のナビール・アル=アラビー氏が土曜日[14日]発表したところによると、シリアにおけるアラブ連盟「監視団活動の総合的な審査」は、シリア問題を委任されたアラブ連盟の閣僚委員会の会議のあいだに行われる。この会議は今月21日に開催されることになっている。


カタールのシャイフ・ハマド・ブン・ハリーファ・アール・サーニー首長はシリアでの暴力行為停止のため、アラブ諸国軍のシリア派遣に支援を表明した。これは、アラブ諸国の指導者によって示された、このような形での最初の呼びかけとなった。


ムーサー氏は「シリアの状況は危険である。流れ出る血が吉兆を示すことは決してない。」と述べ、「この状況に終止符を打つこと、そして国民への健全な形での対応を行うこと」を呼びかけた。


同氏は「全てのアラブ人は、アラブ世界が根本的な変革の段階に突入したということ、そしてこの段階に反発して立ち止まること、及び立ち止まろうとする試みは成功しなかったということを知らなければならない。」と述べた。


火曜日[10日]に国連担当者が語ったところによれば、アラブ連盟監視団がシリア各地で活動を始めて以来、400人が殺害された。

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( 翻訳者:袖山結生 )
( 記事ID:25219 )