イエメン:フースィー派と部族の戦闘により3日間で25人死亡
2012年01月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■フースィー派と諸部族が光線、3日間で25人が死亡

2012年1月15日付『アル=クドゥス・アル=アラビー』


【サナア:APB】

 
イエメン当局者は日曜、イエメン北西部での、シーア派のフースィー派と武装した部族のここ3日間の戦闘で、25人が死亡したと伝えた。またイエメン北西部ハッジャ県のワーディ・マシヤールでの戦闘では、10人の部族のメンバーと15人のフースィー派反乱グループが死亡したと付け加えた。

 紅海に面するミーディー港から近い同県のムスタバーフ地方では、先週木曜日にフースィー派とサラフィー派の戦闘で20人死亡したとも伝えた。サアダ県南部ダンマージュでは昨年の12月に、フースィー派と宗教学校を経営しているサラフィー派との間で戦闘が起こっていた。

 2011年1月に起こった反アリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領の民衆抗議運動により弱体化した中央政権に乗じて、ザイド派はイエメン北部のいくつかの地域で影響を強めている。

 ザイド派は2004年に、彼らの言う、政治、社会、宗教レベルでの不利益を強いる疎外化に対して蜂起した。そして軍との戦闘は、2010年の停戦に至るまでに何千もの死者を出した。

 イエメンでは多数派はスンナ派であるが、北西部ではザイド派が多数派である。

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( 翻訳者:今中航 )
( 記事ID:25271 )