チチェキ議長、ラーイクリキ(世俗主義)は憲法に不可欠の規定
2012年02月05日付 Zaman 紙
ジェミル・チチェキ国会議長は、ラーイクリキ(世俗主義)の原則は信仰や文化にかかわらず基本的人権を保障する不可欠の憲法の規定であると語った。
チチェキ議長はラーイクリキ(世俗主義)の原則が憲法に加わって75周年の記念に発表したコメントで、憲法にはトルコ共和国の基本的性質は民主主義で、(トルコは)世俗的で社会的な法治国家であると規定されていると述べた。
チチェキ議長は、共和国建国の14年後に憲法に加わったラーイクリキ(世俗主義)の原則は国民により非常に歓迎され、社会生活の基盤の一部にまでなったと述べ、次のように続けた:
「我が国は豊かな文明と何世紀にも渡る歴史がもたらした文化の蓄積とによって、多様性を平和裏に共存させる事に成功した。何世紀にも渡る国家と国民の経験の結果として憲法に加えられたたラーイクリキ(世俗主義)の原則も信仰や文化の違いにかかわらず基本的人権を保障する不可欠の憲法の規定である。
この規定は同時に、社会的な平和の保証として、共存という我々の文化を強化する要素でもある。この規定はこうした点で、分裂よりも、むしろ一体化をもたらすという性質を持っている。このように考え、ラーイクリキ(世俗主義)が憲法に加わった75周年を祝福します。」
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:25453 )