一番はっきり聞こえるアタテュルクの肉声入り動画、米国立公文書館で発見
2012年02月07日付 Hurriyet 紙


これまでで最もはっきり聞こえるアタテュルクの音声記録が米国立公文書館で発見された。1958年にアメリカ合衆国が作成した「威厳あるトルコ人」というドキュメンタリーにある同音声記録では、アタテュルクの肉声が「大演説(ヌトゥク)」のものよりしっかりと聞こえている。

ヴァタン紙のウール・コチバシュ記者の報道によれば、1958年に撮影され、米国立公文書館のインターネットサイト上で放映されたこのドキュメンタリーは、DVD形式で、アタテュルクの高画質動画が収録されている。一方、米国家安全保障議会及び米中央情報局(CIA)の極秘公文書を活用し作成された事が明らかになっている同ドキュメンタリーの最も特筆すべき部分は、アタテュルクと彼を訪問した米大使との会談後に、大統領官邸の庭園で行われた記者会見である。アタテュルクは、「生来、トルコ国民は民主主義者である」と語り出し、「この遠大なる目標の下、実際大いなる発展を遂げたアメリカ国民がトルコ国民と共にあることに何ら疑いの余地はない」と言葉を続けている。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:25469 )