エルドアン首相、2度目の手術―経過は順調
2012年02月11日付 Yeni Safak 紙

首相府は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が2度目で最後となる消化系の手術を受けたことを明らかにした。首相府の説明によると、「2011年11月26日に行われた首相の消化系手術の第2段階にして最後となる手術が行われ、約30分間で成功に終わった。当初の計画どおり、治療はこれで完了した。首相の健康状態は非常に良好である。首相は週内に日常業務を再開することを計画している」という。

■バウシュ大臣:安心を、首相の健康に問題はない

エゲメン・バウシュEU加盟交渉担当大臣は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の健康状態に言及し、「皆が首相を心配していることは知っているが、安心するよう。問題は何もない。残念ながらトルコで治安妨害を好む一部の人々が騒ぎ立てることは非常によくわかっている。公正発展党(AKP)は今日まであらゆる悪意ある挑発行為を粉砕してきたように、今後も首相のリーダーシップのもとトルコを発展させ続けていく」と述べた。エゲメン・バウシュ大臣はAKPカドゥキョイ郡支部がとあるホテルで行った朝食会議に参加してスピーチを行い、党はだれの命令も受けないと述べた。
バウシュ大臣は、「我々はだれかに支配されることはなかった。我々はいかなるときも、過去の人々が従わなければならなかったような制約的なエリート主義のアプローチの犠牲とはならなかった。そのため我々のビジョンは国民全体のビジョンとなった」と述べた。エゲメン・バウシュ大臣はケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首が昨日(10日)のスピーチでタンス・チルレル氏に関して行った失言に言及し、「我々はこのような努力の中で奮闘しているが、一方野党は目の前に置かれたメモすら読めていない。昨日、彼らの党首は国家諜報機構(MİT)関係者の逮捕が決定したと言うべきところを『チルレル氏が逮捕された』と言った。笑い事ではない。この調子では目の前のあらゆるメモを『CHPの新党首』と読むだろう。党内の危機が終わらないからである。絶え間ない会議に次ぐ会議、署名集めに次ぐ署名集め。我々は嘆いている。このような最大野党はトルコに相応しくない」と話した。スピーチの後にバウシュ大臣に郡支部から飾り板が贈呈された。スピーチの後会議はメディア非公開で続けられた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:25514 )