トラブゾンで18世紀のハーン(隊商宿)、倒壊
2012年02月13日付 Hurriyet 紙


トラブゾンで18世紀に建てられたアラジャハーンが明け方倒壊した。この出来事についての最初の発表によれば、死者はでなかった。

トラブゾンで最も人口が密集している地域の一つである、チャルシュ地区セメルジレル坂アラジャハーン通りにある廃墟と化した歴史的建築物は朝6時頃倒壊した。アラジャハーンは3階建てで中庭のある、ハーン(隊商宿)特徴を持ち、石を積み重ねて建てられているが、詳しい建築年代は不明である。しかし18世紀の建築物だと考えられている。東側と西側に2つの入り口があり、今日まで保全が行われてこなかったこの歴史的建造物の修復作業は、昨年末に委託先が決まったが、作業はまだ始められていなかった。

おそらく人気のない歴史的建造物が早朝に倒壊したことが幸いし、死者はでなかった。アラジャハーンの隣で喫茶店を営むハリル・キュチュクさんは、6時10分に店に来て、建物が倒壊しているのを発見したと述べ、「毎朝6時頃出勤しますが今朝は10分ほど遅刻してしまいました。運がよかったみたいですね」と話した。

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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:25543 )