シリアで若者が中国大使館に長さ50メートルの巨大国旗を贈呈
2012年02月15日付 al-Watan 紙

■ダマスカスの若者たちが中国の立場に感謝して同国大使館に長さ50メートルの旗を贈呈
■ラタキアで改革計画を支持して市民が多数集結

2012年02月15日『アル=ワタン』

【SANA】

ダマスカスの中国大使館前で、市民グループがシリアと中国の国旗を手に集結した。これは、内政問題への外国の介入に対抗してシリア国民を支援する中国の立場に感謝して行動である。市民らは、シリアを傷つけて安全と安定を揺るがすことを狙う陰謀に対して手を携えて対峙する重要性を強調した。

一方、ラタキアでは大勢の群衆が改革の方向性を支持し、内政問題への外国の介入に対する拒否を表明した。また、アレッポを標的にした2件の爆破テロや、シリアが晒されている陰謀におけるアラブの役割を非難した。さらに、シリア国民を支援するロシアと中国の立場に謝意を示した。

ダマスカスの青年ボランティアグループのメンバーは、長さ50メートル、幅2メートルの中国国旗を同国大使館に贈呈した。国旗には「シリア国民から中国に謝意を表して」と書かれ、シリアの安全と安定を標的にした陰謀に対峙する同国民を支援する中国の立場に感謝を表わして数千人の署名がなされていた。同グループのリーダーであるミールジット・アブードさんは、「数千人が国旗に署名をしたことは、シリア国民が中国とロシアに対して抱く感謝の度合いを反映している。両国が安保理で拒否権を行使したことによって、安保理がイスラエルを支援する傲慢な欧米諸国の道具になるのを阻止した。イスラエルは、地域の様々な能力を支配し、あらゆる形の抵抗や反発を終わらせようとしている」と述べた。一方でアリー・ハルワーニーさんは、地域の抵抗勢力を根絶やしにしようと目論むアメリカやイスラエルの野望の前に立ちはだかる中国の立場に対し深い謝意を表明しつつ、国民に対して「シリアの安全と安定や国民的統一を標的にした陰謀に対して足並を揃えよう」と呼びかけた。

ラタキアでは、県広場にシリアとロシアと中国の国旗を持った市民数千人が集結した。彼らは、指導部と国民の統一を標的にした陰謀や、その背後にいる欧米諸国や手下であるアラブの諸体制、またシリア国内でその手先となっている勢力を非難するプラカードを掲げた。

参加者たちは、「アラブ連盟理事会における最近の動きは、謀略を成し遂げようとするものである。しかしこの陰謀の内幕は暴かれ、シリア国民の抵抗を前に首謀者らの失敗は明らかになっている。我々は、国に安全と安寧を取り戻すために政権の治安維持部隊や勇敢な兵士たちの犠牲という高い対価を支払っているのだ」と強調した。

さらにラタキア弁護士組合のアーミナ・ミーナ支部長は、「これらの大衆は、湾岸諸国や植民地主義国家の立場や、我が国への陰謀におけるそれらの国々の役割に抗議を示すことに加え、アレッポ市民を慰め、犠牲者に哀悼の意を表するために集まった」と説明した。また、ラタキア農業組合のサリーム・ルーミーヤ支部長は、「アラブ連盟の決議や外国のあらゆる内政介入に対して、改めて断固とした拒否を示すために集まった」と強調しながら、「改革計画や国民の統一は、シリアや国民の命を守るための唯一の手段である」と指摘した。アーティストのラーミー・カズウール氏は、シリアを支援するロシアと中国の崇高な立場に対して感謝しつつ、国民に対して「流血する傷を治療するために国民としての責務をもって前進し、国内外において国家を防衛する勇敢な軍人を支援する」よう呼びかけた。

また、フィラース・アル=アドナーウィー氏は、「群衆は今日、危険な状態にあるとみなされている祖国に対して不動の立場を堅持することを強調するために集まっている」と説明し、陰謀は明るみに出たと主張した。さらに、「陰謀を企てる者たちは、この国が侵略できない難しい国であると気づくべきだ」、「どれほどの代償を払っても、国民は自らを犠牲にする準備ができている」と語った。デモ行進の最中には、安全と安寧を取り戻すために捧げられたシリア・アラブ軍の犠牲に感謝が示される一方で、献血キャンペーンが行われた。

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( 翻訳者:松尾愛 )
( 記事ID:25563 )