国家安全保障会議(MGK)がアブドゥッラー・ギュル大統領を議長として行われた。会議にはMGKのメンバーではないオメル・ディンチェル国民教育相も参加した。
国家安全保障会議(MGK)後に出された声明では、テロとの戦いの確固たる継続が述べられ、また、「テロ組織が濫用する資金源を枯渇させるための広範な活動が、民主主義、法治国家及び普遍的な価値に基づくものとして継続されることが今一度確認された」と述べられた。国家安全保障会議(MGK)はアブドゥッラー・ギュル大統領を議長として行われ、およそ5時間続いた。会議後に発表された声明では、会議では国内外の情勢が取り上げられたと説明され。
国家の一体性と不可分性、社会の平安と安全保障を目的とし、また国民の命、財産、権利と自由を狙うテロ活動に対して治安部隊が真冬の厳しい条件にもかかわらず、献身的、効果的かつ協調的なかたちで行われているテロとの戦いが協議されたと述べられた声明では、以下の内容が記されている。
「このテロとの戦いは今後も同様の決意で継続され、一方でテロ組織が濫用する資金源を枯渇させるための広範な活動が、民主主義、法治国家及び普遍的な価値に基づくものとして継続されることが今一度確認された。イラクの安全保障と安定を重視するトルコはイラク情勢を注視し続けていると強調された。他方で、分離主義テロ組織のイラク北部での存在に終止符を打つためには、具体策が必要であることも今一度確認された。」
声明では、中東と北アフリカ地域の情勢、とりわけシリア情勢が包括的に協議されたと記され、また以下のように述べられた。
「エジプトは人民議会及び諮問評議会選挙の完了、イエメンでは早期大統領選挙の実施し、リビアでは国民議会選挙に関する選挙法の採択という形で、これら友好・同胞国家が政治的移行期において示した進捗を歓迎するとされた。
シリアで続いている暴力、脅迫、そして虐殺行為を国際社会は傍観すべきではないと強調され、この点においてシリア国民の保護と人道的支援を提供することの重要性が強調された。また本件に関しては、国際会議等での(話し合いの)状況が検討され、国連総会が2012年2月16日に圧倒的賛成多数で可決した決議を歓迎すると述べられ、また2月24日にチュニジアで行われたシリア・フレンズ会合(シリア友好国会議)の結果が検討された。」
会議ではまた、東アナトリアと南東アナトリア地域での教師不足が取り上げられ、子供達へより質の高い教育を提供するためには何が必要であるかについて話し合われたとされた。
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( 翻訳者:門野淑香 )
( 記事ID:25700 )