ガザ地区からネゲブ地方にロケット弾5発、イスラエル空軍が報復爆撃
2012年03月16日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ ガザ地区の活動家らがネゲブ砂漠西部にロケット弾5発を発射、イスラエルは空爆で報復
2012年3月16日『クドゥス・アラビー』
【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル記者】
パレスチナ・イスラエル双方の間で停戦が発表されているにも拘わらず、イスラエル軍機はガザ地区に対して数回の爆撃を行い、パレスチナ側の活動家らはイスラエル南部に地元製のロケット弾を発射した。イスラエル軍報道官によると、活動家らがイスラエル南部にロケット弾を発射し続けていることへの報復として、イスラエル空軍機がガザ地区の複数の標的を爆撃したという。
イスラエル軍攻撃ヘリコプターはガザ市南部のシャイフ・アジュリーン地区を狙って重機関砲を発射し、他の戦闘機1機がガザ市東方の地域に対して爆撃を行った。
イスラエル軍報道官が指摘したところによると、爆撃はガザ地区北部のロケット弾発射地点と南部の密輸用トンネルを狙ったものであったという。
同報道官によると、ガザ地区からイスラエル領内の境界線付近の町に向かってロケット弾5発が発射され、迎撃システム「アイアンドーム」によって1発が撃墜された。ロケット弾による負傷者や損害はなかったという。
(後略)
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( 翻訳者:田中大樹 )
( 記事ID:25823 )