チェリキAKP副党首、「ノールーズはオジャランのためのものではない」
2012年03月19日付 Milliyet 紙

公正発展党(以下、AKP)ヒュセイン・チェリキ副党首は、「3月21日のノールーズの祝祭は、オジャランのために作られたものではない。春は、クルド人だけに来るのでも、トルコ人とかイギリス人とか、特定の人々のためにくるのではなく、皆に訪れるものである」と述べた。

チェリキ副党首は、中央決定執行委員会の会議後、記者会見で報道陣の質問に答えた。

同副党首は、ノールーズに関する質問に対し次の通り答えた:「(宗教にもとづく)犠牲祭、断食祭には其々然るべきお祝いを行おう。建国記念日も、然るべきお祝いを行お。(国のお祝である)国民の祝日もまた、それに即して祝われる。ノールーズには、春の到来を喜び、その精神に即したお祝いを行おうではないか」。

3月21日のノールーズはアブドュッラー・オジャランのためのものではない。春は、クルド人のためだけに、トルコ人のためだけに、イギリス人のためだけにやってくるものではない。皆に訪れるものである。ノールーズに便乗し色々な議題が持ち出されると、ノールーズの本質を捻じ曲げることになるのだ。我々は当初からこう述べてきた:「トルコにはクルド人が存在し、その数は何百万人にも上る。合理的、合法的で筋の通ったクルド人の要求に対ついて、AKP政権は常に当然のものと受け止めなすべき対話を行い、要求の中で非常に重要の主要なものについては応じてきた。これからも、引き続き応じていく。

トルコのクルド問題、あるいは検討課題の解決に向け、我々が取る姿勢は次の通りである:「問題解決には、トルコ人を説得し、クルド人が満足せねばならない。我々は、当初からそう言ってきたし、我々が出した民主イニシアチブの冊子で訴えてきた。世論を善導せずに改革を成し遂げることは出来ない。しかし、我々は、各個人のイデオロギー的野心のために改革を行うのではない。平和民主党(BDP)が望んだ、PKKが望んだ、誰々が血を流した、といって改革が行われてはならないし、実際行われてこなかった。いつ改革をしても、クルド問題に取り組む時について新機軸を打ち出しても、いつもPKK・BDP側は『あなたは当事者ではないこうした改革がどうして出来ると思うんだ。我々は血を流しているのだ。生死をかけ戦っているのだ。この点について譲歩は行わないこれに見合うような態度を(政府に)求めている』と宣伝活動を行っている」。

公正発展党(以下、AKP)ヒュセイン・チェリキ副党首は、「3月21日のノールーズの祝祭は、オジャランのために作られたものではない。春は、クルド人だけに来るものではなく、トルコ人とかイギリス人とか、特定の人々のためにくるのではなく、皆に訪れるものである」と述べた。

チェリキ副党首は、中央決定執行委員会の会議後、記者会見で報道陣の質問に答えた。

同副党首は、ノールーズに関する質問に対し次の通り答えた:「(宗教にもとづく)犠牲祭、断食祭には其々然るべきお祝いを行おう。(国のお祝である)国民の祝日もまた、それに即して祝われる。ノールーズには、春の到来を喜び、その精神に即したお祝いを行おうではないか」。

3月21日のノールーズはアブドュッラー・オジャランのためのものではない。春は、クルド人のためだけに、トルコ人のためだけに、イギリス人のためだけにやってくるものではない。皆に訪れるものである。ノールーズに便乗し色々な議題が持ち出されると、ノールーズの本質を捻じ曲げることになるのだ。我々は当初からこう述べてきた:「トルコにはクルド人が存在し、その数は何百万人にも上る。合理的、合法的で筋の通ったクルド人の要求に対ついて、AKP政権は常になすべき対話を行い、要求の中の主要なものについては応じてきた。これからも、引き続き応じていく。

トルコのクルド問題、あるいは検討課題の解決に向け、我々が取る姿勢は次の通りである:「問題解決には、トルコ人を説得し、クルド人が満足せねばならない。我々は、当初からそう言ってきたし、我々が出した民主イニシアチブの冊子で訴えてきた。世論を善導せずに改革を成し遂げることは出来ない。しかし、我々は、各個人のイデオロギー的野心のために改革を行うのではない。平和民主党(BDP)が望んだ、PKKが望んだ、誰々が血を流した、といって改革が行われてはならないし、実際行われてこなかった。いつ改革をしても、クルド問題について新機軸を打ち出しても、いつもPKK・BDP側は『あこうした改革がどうして出来ると思うんだ。我々は血を流しているのだ。生死をかけ戦っているのだ。これに見合うような態度を(政府に)求めている』と宣伝活動を行っている」。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:25853 )