トルコ国籍者以外のキリスト教徒ユダヤ教徒の子弟に、少数派学校での就学許可
2012年03月20日付 Zaman 紙
国民教育省がトルコ国籍以外のアルメニア教徒、ギリシャ正教徒、ユダヤ教徒の子供たちに少数派学校での就学権を認めた。
特別教育機関規定の変更により、「これらの学校では、自らの少数派集団に属するトルコ国籍である者の子供たちのみ学ぶことが出来る」という文言が削除された。
官報に掲載された規定によるとトルコ国籍者以外の少数派の子弟も少数派学校に通えることになる。約1000名の子供がこれに該当するとされている。教育省の新しい改革も実施されれば、合法的に12の少数派学校に生徒が入学することが可能になり、閉校を免れることになる。トルコ国内のトルコ国籍者以外のアルメニア教徒、ギリシャ教徒やユダヤ教徒のような少数派の子弟がトルコ国籍を有していないため、教育を受けることができなかったことが深刻な問題となっていた。イスタンブルでは、トルコ国内の不法滞在アルメニア教徒の子弟向けに別に学校が建設され、違法に教育を行っていたことが明らかになっていた。
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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:25869 )