アップルストア、トルコ店開店ヘ―世界で14カ国目
2012年04月08日付 Milliyet 紙

米国生まれのアップル社は、ニューヨークやロンドン、北京などの都市で革新的なスタイルの店舗を展開し、全世界で大きな話題となっている。13ヵ国での展開を経て、ようやく順番がイスタンブルに回ってきた。

5900億ドルの市場価格をもち、世界で最も価値のある企業とされるアップル社が、この地位を築くのに多大な貢献をしたのは「Apple Store」(アップル社製品販売店)である。このアップルストアが13ヵ国での展開を経て、現在トルコへの参入準備をおこなっている。アップル社はこれまで、トルコでの販促、販売、マーケティング、そして技術サービスの業務をコチ・グループ傘下のビルコム社とともおこなっていたが、昨年トルコ支社を設立し新事業展開を開始した。第一段階では、オフィスをトルコでのマーケティング基盤をより強固にするために設立し、新事業拡大を続けている。

一方、先週、国外から多くのアップル社員がイスタンブルを訪れ、イスタンブルでの出店に向け、初の会合などが始まった。アップル社は、実際にトルコを訪れて金融や決済システムの面でトルコ市場大手関係者とのミーティングを終えて、「Apple Store」実店舗と同時に、トルコでのオンラインストアの開店も明らかにしている。この過程で同社は、これまでに非対応だったiTunesストアも対応可能 とする予定だ。

■iPhoneで無料通話!

ニューヨークをはじめ、様々なデザインの店舗を展開し各都市に足跡を残すアップル社が、イスタンブルでいかなる店舗を設けるのかは興味深い。 同社の店舗は広大であり、店舗内部の製品展示スペース、コンピュータ(Mac、iPad)取り扱いの教育・技術サービススペース、子供向けのスペースなど、世界中から大きな注目を集めている。

(店舗内での)製品のお試しの点で、同社は自信満々だ。全製品ユーザーに製品の使用を許可し、さらにはiPhoneにSIMカードを差し入れて無料通話を試みることを消費者に認めている。アップルはこの理念の下、世界に361店舗を展開しているのだ。またトルコ国内では、ビルコム社展開によるアップル社製品販売店も業務を続けることが明らかとなっている。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:26004 )