ユルマズ・ギュネイ賞式典開催
2012年04月08日付 Radikal 紙

第2回ユルマズ・ギュネイ文化・芸術式典賞が受賞者に送られた。

今年、第2回目の式典が開催されたユルマズ・ギュネイ文化・芸術式典賞は、ルトゥフィ・クルダル会議・展示センターにて開かれた夜の授賞式にて、受賞者に送られた。物語や風刺画、写真、映画、詩、そして音楽の7部門で授賞式が行なわれたこの夜の司会は、デルヤ・ドゥルマズとアティッラ・サラルが務め、フェルヤル・オネイもミニコンサートを開いた。

この夜の授賞式に参加したユルマズ・ギュネイの妻、ファトシ・ギュネイさんは、以下のように話した。「ユルマズ・ギュネイの芸術理解や芸術に対する見方の延長線上で、何かを作り出している若者世代の友人たちが受賞しています。これは希望を与える素晴らしい出来事です」

■「ユルマズ・ギュネイは未だに今日的であり、今でも新鮮です」

ユルマズ・ギュネイ文化・芸術式典賞に関してコメントしたファトシ・ギュネイさんは、以下のように述べた。

「初年度は11県、本年度は8県で催しが行われ、35カ国から1500-2000の参加がありました。幅広い、活発な参加がありました。ユルマズ・ギュネイは、非常に独特な世界を有しており、普遍性を持っています。さらに言えば、活動家であり、革命家でもあります。彼はその思想から100年の懲役刑を言い渡され、祖国から離れなけれることを余儀なくされた思想家です。(しかし)彼が開拓した道から、若い人々が影響を受けたことや刺激を受けたこと、そしてその道の上で何かをするために彼らが奮闘していることが、私にとってはとても重要です。ユルマズ・ギュネイがなくなって27年になります。もし彼が生きていたなら、今年で74歳を迎えていたはずでした。死後、これほどの時間が経ったにもかかわらず、ユルマズ・ギュネイは未だ今日的であり、今でも新鮮で、そして未だに人々の心や意識の中にいます。これは、私にとって大きな喜びです」

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:26009 )