ディヤルバクルにて「預言者を愛するものたちのプラットフォーム」によって「聖誕週間」を祝うために開催された集会に、国外からの参加者も含め50万人が参加した。プログラムの一環としてマウリードが、トルコ語とクルド語の両方で詠まれ、講演はトルコ語とクルド語、そしてザザ語で行われた。
ディヤルバクルにて、ムスタザフ協会(Mustazaf Der)も参加する「預言者を愛するものたちのプラットフォーム」と名付けられたグループが、「聖誕週間」祝うイベントの一つとして駅前広場にて集会を開催した。この集会には、特に女性たちが大きな関心を示した。この集会には女性と男性が分かれて会場入りしたが、警察は広範囲にわたる警戒態勢を敷いた。駅前広場内に入る人々に対しては、警察によって一人ずつ身体検査が行われた。
この集会にはディヤルバクル周辺だけでなく、トルコ各地から多くの参加者が集まり、集まった人々の数は50万人に上ったことが伝えられた。駅前広場は完全に人々で埋め尽くされ、広場に続くすべての道も人々で一杯となった。またこの集会には、アメリカやヨルダン、イラク、そしてアフリカ諸国からの参加者も見受けられた。
■講演と詠唱はトルコ語とクルド語にて
マウリードが詠まれる広場には、トルコ語とクルド語で書かれたポスターが掲げられ、講演と詠唱はトルコ語とクルド語の両方にて行われた。
コーランの朗誦により始められたプログラムでは、詠唱コーラス隊の少女たちによりクルド語での詠唱が行われた。詠唱される間、一部の人々は涙を流し、また一部の人々はズィクルをおこなっていた。何度も神を讃える言葉が述べられ、また多くの作家や「イスラム知識人」として知られる人々が講演を行なった。会場内の大部分の人々が、イスラム世界を象徴する緑の旗を手にしていた。
ディヤルバクル警察は、このプログラムのために非常に厳戒な警備態勢を敷いた。警察のヘリコプターは、集会会場の上空を終日巡回した。広場に続くすべての道路においても、検問所が設置された。
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:26153 )