ワーキング・チルドレンらの間で麻薬中毒者が増加中:当局が警告
2012年04月21日付 Jam-e Jam 紙

 麻薬撲滅本部の「治療・社会的支援」局の局長は、「ストリート・チルドレン」や「ワーキング・チルドレン」をめぐる問題について触れた上で、「ワーキング・チルドレンやストリート・チルドレンは、スラム街に住んでいたり、悪い保護者をもっていたりするために、麻薬中毒〔の危険〕に晒されている」と述べた。

 モハンマド・バーゲル・サーベリー=ザファルガンディー局長はイラン学生通信とのインタビューのなかで、こうした問題を引き起こすさまざまな要因について触れ、「〔居住地として〕公的に認められていないような場所やスラム街での生活、文化的・経済的なさまざまな次元における貧困、悪い保護者と接する家庭環境、失業、法の不備、法を施行する側の能力の欠如やその施行を保証する制度の非効率性などが、こうした問題を引き起こす要因となっている」と語った。

 同氏はさらに、「これらの要因は肉体的・精神的・社会的な点で、人々に多くのさまざまな害をもたらす。子供たちが彼ら〔=一般の人たち〕よりも傷つきやすいのは、言うまでもない。《ワーキング・チルドレン》や《ストリート・チルドレン》として見られる現象は、こうした基本的な問題から生じた一つの現れなのである」と強調した。

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( 翻訳者:8410051 )
( 記事ID:26223 )