格付け会社S&P社、トルコの信用度を一ランク下方修正
2012年05月01日付 Milliyet 紙
世界的格付け会社S&Pは、トルコの格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」に引き下げた。
ブルームバーグ・ニュースの報道によれば、世界的格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P 500)は、トルコの信用格付け見通しを、「外需の落ち込み及び交易条件の悪化」に伴い、「ポジティブ」から「安定的」に引き下げた。
この発表後、6日ぶりにトルコリラは対ドルで下落し、トルコ時間午後0時53分に1ドル=1.76リラに下落した。本日5月1日、債券市場及びイスタンブル証券取引所は休業である。
S&Pは発表の中で、「我々の見解では、外需の減少及び悪化する対外交易条件(輸出価格と輸入価格の比率)が、トルコ経済の再均衡化を一段と困難にし、また高水準の対外債務や間接税収入に依存する政府予算を踏まえれば、トルコの信用リスクは増大した」との見解を示した。
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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:26266 )