容疑者の女、一時婚を口実にプライベート写真を入手し、「流出させる」と脅迫
アルボルズ州治安維持軍副司令官(社会問題担当)は、インターネット上で親しくなる過程で、テヘランやキャラジ在住の人々からプライベートな写真を入手し、それを流出させると脅して、ゆすりをかけていた女を逮捕したことを明らかにした。
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メフディー・ヤーランディー副司令官によると、先日ある人物が〔訴えを起こすために〕FTA(治安維持軍サイバー警察)を訪れた。この人物は昨年のエスファンド月10日〔西暦2012年2月29日〕、インターネットを通じて、とある女性と親しくなり、互いに一時婚をする約束を交わしたという。
副司令官はその上で、次のように付け加えた。
訴えた男性の申し立てによれば、この女性は男性に対してプライベートな写真や動画を送るよう求め、それが彼女の手元に届くや、彼女は「もし100万リヤール〔日本円で約6700円〕を口座に振り込まなければ、あなたの写真や動画をネット上に流出させる」と男性を脅迫してきたという。男性は自身の名誉を守る為に、女性が要求してきた額を彼女の口座に振り込んでしまったとのことだ。
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副司令官は市民への警告として、インターネット上の出会いを信用しないよう、またプロの詐欺師やゆすり屋が金銭上ないし倫理上の不法行為に手を染めようと、〔ネット上で市民を〕待ち伏せしていることを心しておくよう、市民に呼びかけ、続けて「SNSを使用したり、またその会員になったりする場合は、決して個人情報や、自身ならびに家族のプライベート写真を赤の他人に提供してはならないということを、市民は認識しておく必要がある」と述べた。
副司令官はさらに、「インターネットやSNSを通じて関係を作った人と、電話連絡をしたり、会う約束をしたりすべきではない」と言明した。
ヤーランディー大佐はまた、「インターネットを通じて〔見ず知らずの他人と〕関係を作ろうとしたり、出会いを求めたりするような人は、多くの場合、決して〔自分について〕ありのままの真実を述べたりはしないものだ。むしろ彼らはいつも、嘘によって他人の関心を自分に引きつけようとするのだ」と指摘した。
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( 翻訳者:8409131 )
( 記事ID:26298 )