ガザ地区、世界最大のパレスチナの地図を発表
2012年05月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
封鎖下のガザ地区、世界最大のパレスチナの地図を保持
2012年5月9日 『クドゥス・アラビー』
【ガザ:本紙:アシュラフ・アル=ハウル】
封鎖下にあるガザ市は、記録的な数字を掲載している『ギネス・ブック』に掲載された。それは、同市で世界最大のパレスチナの地図が作成されたからである。
ガザ市西部のカティーバ広場で行われた式典の間、幕として使用された巨大なパレスチナの旗があげられると、大きな建物の外壁に設置された世界最大の地図が姿を現した。
歴史的パレスチナを表す地図のサイズは180平方メートルに上り、公認記録では縦の長さが20メートル、横幅が9メートルとなっている。
地図には、パレスチナの名所や街、村、土地の起伏が示されている。この事業の主催者らは、この地図が『ギネス・ブック』に掲載されたと話している。
この地図は、5月15日にあたるシオニストの集団によるパレスチナ占領記念日が近いことを機会として、ハマースの難民総務部門の指導により製作された。
解散されたガザ政府の捕虜問題担当大臣であるアターッラー・アブー・アル=サバフは、イスマーイール・ハニーヤ首相の代理として地図の除幕を行った。そして、「海から河に至るまで、パレスチナは我々のものだ」と語り、「イスラエルは一時的なプロジェクトである」と付け加えた。
同時に、西岸地区とガザ地区のみを含むパレスチナの地図を流通させることを批判した。
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( 翻訳者:岸本聖美 )
( 記事ID:26364 )