征服記念日に間に合った!―ファーティフ・モスク、5年の修復ようやく完了
2012年05月29日付 Zaman 紙
ファーティフ・スルタン・メフメトにより建てられたファーティフ・モスクが、5年間の修復を終えてイスタンブル征服559周年記念日に再び礼拝に開放された。
昨日実施された再開式典に国民が多くの関心を示した。式典に参加したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、歴史的建造物を尊重している点に注意を引いた。同首相はファーティフ・モスクが倒壊にさらされている際に再建を果たしたと強調し、「モスクを新たな装い状態でイスラム世界に提示できたことに満足している。この修復で2400万リラに及ぶ財産をもつこととなった。皆さんの支払われたものを投資も加えて還元します。私たちはこの建造物をほぼ再建築しているのだ」と述べた。
エルドアン首相は、これまでで4000点もの歴史的建築物が修復されているとも語った。ビュレント・アルンチ副首相は、聖なる記念日が 祝われたと述べた一方で、現政権のもとでワクフ建造物が再建されていると強調した。メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、「イスラムの歴史で最大の征服の一 つであるこの日にファーティフ・モスクを礼拝に開放します。私たちにこのモスクを贈った偉大なる君主にアッラーのご加護がありますように」と語った。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:澤井祥子 )
( 記事ID:26544 )