ボズダー副首相、職を解かれたコラミストに言及、「首相や党の関与は、都市伝説」
2012年06月03日付 Radikal 紙
ベキル・ボズダー副首相は、イェニ・シャファク紙のコラミストであるアリ・アケル氏を解雇したという内容の主張を否定した。
ベキル・ボズダー副首相は昨日、テレビ局カナルテュルクの番組に出演し、質問に答えた。副首相は、「特別権限法廷」に関する質問に対し、以下のように話した。
「国家安全保障法廷も、特別権限法廷も、普通の法治国家にはあってはならない法廷だ。特別権限重罪法廷は、トルコで長い間、真剣に議論されてきた。いくつかの決定が議論の原因だ。これらの裁判所に関してこれだけの問題が起こっているなかで、私たちは、問題は何なのかということを考えて見る必要がある。政府としても、議会としても、検討が必要だ。現在行われていることは、この意味で一種の検討である。」
ベキル・ボズダー副首相は、特別権限裁判所の廃止に関する質問に対し、「現在ある取り組みが行われている。この取り組みの中ではすべての選択肢を検討し、そのすべての選択肢の中でも何が起こりうるかといった問題に関し検討が続けられている」と回答した。
■「コラミストを解雇させてはいない」
ベキル・ボズダー副首相は、イェニ・シャファク紙のコラミスト、アリ・アケル氏が解雇されたことに関する質問に、以下のように返答した。
「どんな理由にしろ、新聞社を辞める、もしくは辞めなければならない人がでると、ある都市伝説が生まれる。いつも非難される矛先は一緒だ。つまり、この問題に関し、公正発展党や首相のせいだ、という話がでてくる。。私からすればこれらは中傷である。今まで首相や公正発展党が、新聞記者やその他の人を解雇させたことも、させようとしたこともなく、そもそも、そのようなことは不可能だ。」
■「中絶は殺人だ」
ベキル・ボズダー副首相は、(現在、議論が沸騰している)中絶の法的禁止については、次のように述べた。「私は中絶が殺人であると考えている。しかし、医学的に見て必要があるなら、母親の健康が問題となるなら、他の医学的必要性があるなら、その場合は医学の必要に応じて対応する必要がある」と述べた
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( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:26601 )