■イスタンブルを揺らす
来た!さあ、いよいよやって来る!と心待ちにされたマドンナがついにイスタンブルのファンたちの前に登場した。ポップの女王は5万人を越える観客をステージパフォーマンスで魅了した。
ポップミュージックの女王マドンナが19年ぶりに再びイスタンブルのファンの前に登場した。コンサートは昨夕、BKM、GNLエンターテイメント、ライブネーション東欧、ライブネーショングローバルツーリング の各イベント会社の共同開催により、チュルク・テレコム・アリーナ・スタジアム(以下、TTアリーナ)で実現した。
■開演時間の遅れにブーイング
何ヵ月も心待ちにされていたコンサートだが、マドンナは50分遅れで登場。TTアリーナを何時間も前から満杯にし、時間の経過とともに待ちきれなくなった観客は、最初はブーイングを投げかけていたものの、22時20分に彼女がステージに登場するや、大興奮で拍手喝さいを送った。
■「イスタンブル、準備はいい?」
上に十字架のついた建物のステージセットの中で、修道女の格好をして登場したマドンナは、カトリックの礼拝を思わせるオープニングアクトをおこなった。その後すぐに手にした武器を投げ捨ててマイクをとると「Girl Gone Wild」でショーの幕を開けた。マドンナは「イスタンブル、準備はいい?」と声をかけ「Revolver」の演奏では、銃を撃つパフォーマンスを行った。
■「また会えて嬉しい」
マドンナは「Hung Up」歌う際には綱渡りを披露。有名スターは、「I Don’t Give A」では、大型ビジョンに映し出されたニッキー・ミナージュとのデュエットも行った。またマドンナは「Turn on the Radio」演奏前には観客に向かって「みんなとまた会えてうれしい。わたしと歌う準備はいい?」と声をかけ、「Open Your Heart」をステージ前の観客の一人と熱唱した。この曲では彼女の息子ロッコもダンスでコラボ。ポップの女王は、よく知られた曲を熱唱する夜を、「Celebration」で締めくくった。
■ダンサーとキス
マドンナは「Express Yourself」では、バンドスタイルでステージに登場。「Candy Shop」の曲中では女性ダンサーの一人と唇を合わせてキスをした。過激なショーでも知られるマドンナは、「Human Nature」でストリップショークラブで楽しむ男性に扮し、ストリップをおこなった。
一瞬ブラジャーをとって、胸もあらわにした彼女は、この舞台をマスターベーションショーを思わせるセクシーなダンスで締めくくった。
■腰を締め付ける
「Human Nature」では、フランス人ダンサーのマルヴァンが、マドンナのウェストのコルセットを最大限まで絞った。また同曲でマドンナは「No Fear」と刻まれた背中のタトゥーも目の前に広げた。有名スターは、上に十字架があり、チャペルを思わせる装置のなかで登場した。
■スタジアムにはヘリで
マドンナは、スタジアムヘはコンサート数時間前にヘリコプターでやってきた。有名スターは、スルタンアフメト観光中に購入したサンダル履きでヘリから降りてきた。
■早朝から行列
マドンナを前列で見ようと、ファンたちが当日早朝からスタジアムの前に長い列をなしていた。
若いファンの中には、マドンナと書かれたリボンを頭に巻いている姿も見られた。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:26673 )