ギュレン帰国問題:首相、判断は当人しだい
2012年06月17日付 Hurriyet 紙

エルドアン首相は、最近まで行われていたトルコ語オリンピックの閉会式でフェトフッラー・ギュレン氏に対して行った呼びかけに関し、「これに関しては、決めるのは当然本人だ。トルコ語オリンピックの前からこのような期待があることを知っていたため、その気持ちを閉会式に来たすべての同志と共有したいと思った」と語った。ヒュッリイェト紙のコラムニスト、アフメト・ハカン氏もギュレン氏が戻った場合に何が起こるかについて彼なりに記事にした。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はメキシコ訪問の前にエセンボア空港で記者たちの質問に答えた。

エルドアン首相は最近まで行われていたトルコ語オリンピックの閉会式でフェトフッラー・ギュレン氏に対して行った呼びかけに関する質問に以下のように答えた。:

「トルコ語オリンピックの閉会式で行ったスピーチで私はこのことを口にした。しかしこのことを口にしたのは初めてではない。実はその前にも様々な機会に、共通の友人と言える友人たちにこのことを話していた。帰国を望むならいつでも、我々は自分たちのなすべきことをする準備ができていると伝え、異郷の地で生活することが正しいとは思わないとも伝えた。しかしこれに関しては、決めるのは当然本人だ。トルコ語オリンピックの前からこのような期待があることを知っていたため、その気持ちを閉会式に来たすべての同志と共有したいと思った。なぜなら周りではうわさが立っており、扇動や陰謀もある。「戻る気がないからここにいるのか」と囁かれている。このような否定的な見方があるのだ。我々はこれを一掃したいと思った。なぜならこのようのことを考えないこと自体、もともと不可能なのだ。法律上一切問題がないのは皆分かっている。我々は市民権が剥奪された人たちに市民権を返したほどの政権だ。だがギュレン師にはもともとこのような懸案も、障害もない。「ならばこの郷愁に何の意味があるのか。この移住に何の意味があるのか。このように口に出そうと考えたのだ。だがそれでも決めるのは本人だ。彼らが行った発表によると、今のところこのようのことは考えていないようだ。私はただ健康と無事と祈る。」

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:26741 )