今選挙があったら・・・―世論調査はAKPとMHP
2012年06月21日付 Milliyet 紙


総選挙前に行われた非常に的確な選挙予測でその名が知られるSONARが、最新の世論調査の結果を明らかにした。

■共和人民党の落胆

最近の政界での白熱した展開後に公表されたアンケートでは、クルチダルオール党首率いる共和人民党が大きく支持を落としている一方、公正発展党の票の増加が見られた。民族主義者行動党の得票率の著しい上昇も見逃せない。

■公正発展党の上昇

アンケートは無作為抽出で選ばれた3000人に取材して行われた。昨年6月12日の総選挙で49.83%の得票率で単独政権与党となった公正発展党は、得票率を50.42パーセントに上げている。

■共和人民党は20%以下に…

クルチオール氏が党首に選ばれてから、共和人民党は6月12日の選挙においてトルコ国民の25.98%から票を獲得することに成功した。しかし、短期間のうちに以前の雰囲気はなくなり、最新アンケートでは得票率19.01パーセントと落胆することになった。

■民族主義者行動党が共和人民党に肉薄

SONARのアンケートでの一番の驚きは民族主義者行動党だ。昨年の総選挙前には議席獲得のための最低得票率に届くかどうかが論じられた民族主義者行動党だが、得票率13.01パーセントで議席を獲得することに成功した。そして最新の選挙アンケートでは、17.20%の支持を獲得、共和人民党にあと一歩に迫った。
これに得票率6.05%で平和民主党、3.11%で民主左派党が続いている。

■ベルハン・シムシェキ氏の躍進

SONARは共和人民党に近いことでも知られており、アンケートで「クルチダルオール氏に代わる共和人民党の党首として、あなたは誰を考えていますか?」という質問も実施した。この質問に対し、回答者の16.1%はベルハン・シムシェキ氏の名前を挙げた。また、14.2%はムハッレム・インジェを支持すると答えた。

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( 翻訳者:齋藤洋輔 )
( 記事ID:26792 )