5頭の狼に包囲された管理人の男性、九死に一生を得る
2012年07月03日付 Jam-e Jam 紙

被害者の男性はアルダビール州の病院に入院中で、回復の具合は良好

 5頭の飢えた狼に襲われて負傷し、死の一歩手前まで行った作業員の男性が、〔イラン北西部、アゼルバイジャン共和国と国境を接する〕アルダビール州コウサル県警察がタイミングよく到着したおかげで、九死に一生を得る出来事が起きた。

 ジャーメ・ジャム紙の報道によれば、月曜日〔7月2日〕未明の2時20分、アルダビール州コウサル県の水源管理局の作業員の男性(30)は、狼の唸り声が聞こえたので狼たちを追い払おうと作業場から離れたという。

 男性は通りで5頭の飢えた狼を見つけると、狼たちをその場から追い払おうとした。ところが飢えた狼たちは、逃げるどころか彼に襲いかかって来た。

 ちょうどその時、作業員男性の同僚の一人が心配し、男性を探しにきた。すると、その男性が5頭の飢えた狼に取り囲まれ、怪我を負っているのを目撃したのだった。

飢えた狼たちが襲撃

 同僚の男性は、狼たちが逃げ出し男性を救出できるかもしれないとの望みから、木の棒を狼たちに向けて振り回したが、失敗。そこで同僚の男性は、110番警察緊急センターに通報、男性の救出を警察に要請した。数分後、治安隊員らが現場に到着し、負傷した男性を飢えた狼たちの囲いから救い出した。

 被害者の男性は気を失っており、医療センターに運ばれた。報告によれば、負傷した男性の一般的状態は良好とのことである。

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( 翻訳者:8408172 )
( 記事ID:26975 )