人民の声党(HAS)は中央執行委員会(MYK)の会議で、公正発展党(AKP)との統合について熱いメッセージを送った。
HASのヌマン・クルトゥルムシュ党首が議長となって行われた中央執行委員会(MYK)が終了した。
約2時間続いた会議の後、カズム・アルスラン幹事長の署名つきの文書が発表された。ヌマン・クルトゥルムシュ党首も党本部を後にする際、新聞記者に短いコメントを残した。
クルトゥルムシュ党首は党の決定を下すのは執行部であると話し、「今日、仲間と意見を交換しました。ですからここから何か決定がなされることはありません。次の時期に必要なことは発表します」と言った。
クルトゥルムシュ党首は、問題がそれぞれ二つの政党のしかるべき部署で話し合われ、最終的な決定が下されることになると述べた。
文書では、クルトゥルムシュ党首は午前中にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に招かれ、二人は首相官邸で一堂に会したことが記されていた。話し合いの最後に、クルトゥルムシュ党首は二党統合プロセスに関する意見を述べたことも記され、次のように書かれている。
「親愛なるAKPのエルドアン党首は、お話しする際、この会談の枠組みは、『新生トルコ』を作り出すことにおいて、国民主権が完全に保障される形でトルコを本当に前進させるための一歩を踏み出すことにおいて、二党統合プロセスの中で我々の考えや基本方針により、どのようなメリットがもたらされうるのかという点である、と話された。
この件に関し、まず(AKPの)中央執行委員会(MYK)で検討するため、我が党の全ての組織と意見交換するつもりであることを述べられた。この枠組みで我々も中央執行委員会を開催し、親愛なるエルドアン党首はこの統合プロセスに関する詳細について意見交換した。現状を考慮しこの問題が検討され、さらにこの問題が我々の県支部長や執行部で話し合われることがふさわしいと分かった。その後のプロセスとしては進展具合について国民に明確に知らされることになる」
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( 翻訳者:畔上曜子 )
( 記事ID:27001 )