パレスチナ:ハマース政府のハニーヤ首相一行のエジプト訪問
2012年07月27日付 al-Hayat 紙


■エジプトはハニーヤ氏にラファフ検問所の新たな仕組みの運営を約束

2012年7月27日 金曜日 『アル=ハヤート』

【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】

 昨日、ムハンマド・ムルシー氏は「ハマース」政府の首相イスマーイール・ハニーヤ氏、彼に同行する代表団と会談し、エジプト大統領主催の歓迎イフタールの食事会の席でも協議が続けられた。また同日、ハニーヤ首相はエジプト大統領との面会前に、エジプト情報長官ムラード・マワーフィー少将と対面した。

 パレスチナの代表団高官は『ハヤート』紙に、ハニーヤ首相とマワーフィー少将との会談では、ガザ地区の住民への規制の緩和、本年深刻化した電力危機への対処での支援が議題となったと述べた。

 同高官はエジプトの指導者との会談がラファフ検問所を経由するガザ地区からの往来の自由の面で、重要で画期的な結果をもたらしたと指摘した。同高官は、ハニーヤ首相がラファフ検問所を経由するヒトの動きを円滑化する、新たな仕組みを近日中に運用する約束を取り付けたと述べた。そして、ラファフ検問所が通行者数に制限をつけずに午前9時から午後9時まで業務を続けること、治安上の名簿に掲載された者、すなわち治安上の理由でエジプト入国が禁じられている者についての見直しと、名簿掲載者を60%減少させることについて合意ができたことを明らかにした。また彼は、パレスチナ人がガザからエジプト領土へ入国する際、治安上の名簿に記載されていない限りいかなるパレスチナ人でも72時間の滞在許可が得られるようになり、パレスチナ人の追放制度が廃止されたことを明らかにした。

 電力危機、エジプトはどのように危機の改善に貢献できるのかについて、この高官は、「ハニーヤ首相はエジプトから、カタールがスエズ市に送った燃料から必要な送付量を増やすという約束を取り付け、」それにより電力危機は軽減されると述べた。

 そして、彼はハニーヤ首相がエジプトの高官との協議の中でエジプトとの境界沿いに工業地区や自由貿易地区を設置する問題について取り上げる意向だとされた噂を否定した。彼はこの問題についての協議が訪問日程に無いことを確認し、「優先事項は、どのように人々の利益を達成するかだ。」と述べた。加えて、「まず我々は市民の生活を容易にし、段階的に、しかも実質的に封鎖を軽減する様々な措置についての合意に達するよう努める。最終的に我々が封鎖を打ち破ることができるまで努力する。」と述べた。

 ハニーヤ首相は内政大臣ファトゥヒー・ハマードゥ、外務大臣ムハンマド・アウド、保健大臣バースィム・ナイーム、そしてハニーヤ氏の安全保障顧問ラウヒー・ムシュタハーらからなる使節団と共に一昨日(25日)カイロに到着した。

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( 翻訳者:橋本琴音 )
( 記事ID:27068 )