イラン:テヘラン原子炉により多くの濃縮度20%ウランの供給を発表
2012年07月22日付 al-Hayat 紙

■イラン:テヘラン原子炉により多くの濃縮度20%ウランの供給を発表

2012年7月22日 日曜日 『アル=ハヤート』

【UPI】

イラン・イスラーム共和国のフェレイドゥーン ・アッバースィー副大統領兼イラン原子力エネルギー機構長官は日曜日(22日)、イラン国内で 製造された濃縮度20%核燃料第4弾がテヘランの研究用原子炉へ供給された と発表した。

「エルナ」通信が伝えたところによると、アッバースィー副大統領はイランの燃料開発に携わった研究者ダーリユーシュ・レザーイーネジャードの暗殺事件を記念した切手の式典の間に、報道陣に対して「濃縮度20%の核燃料の第4弾が生産され、テヘランの研究用原子炉に引き渡された」と語った。アッバースィー副大統領(兼原子力エネルギー機構長官)は、テヘラン原子炉では継続して放射性薬品の製造と研究がなされていることを強調した。

また「マハル」通信は、アッバースィー副大統領がイラン原子力エネルギー機構は船舶や潜水艦の燃料となる核燃料を所有する技術力も持っているが、現在のところ20%以上ウラニウムを濃縮する計画はないと語ったと伝えた。

加えて、アッバースィー副大統領はシューラー議会(=国会)議員の一部から挙がったイラン船舶の燃料となる燃料を製造するべきだとする提案に対して、「議員らの提案は、イラン船舶が燃料補給なしで長距離航行できるようにするためのものである。これは、イラン船舶に課されている燃料供給禁止に対抗するためである。」と語った。

また、同副大統領は、イラン原子力エネルギー機構は必要な場合に船舶用の原子炉を設計する能力を持っていて、(船舶用の原子炉・核燃料に関しては)国際原子力機関(IAEA)と協力すると強調した。そして同副大統領は、イランでは20%より濃度の高いウラニウムは製造しない、もしその必要があるならば、最初にIAEAに対し報告するだろうと表明した。

また本日(22日)ヘイデル・モスレヒ情報大臣が、核研究者であったダーリユーシュ・レザーイーネジャード氏の暗殺作戦に関わった30名以上を逮捕したことを発表した。また『逮捕された者たちは、この暗殺作戦をモサドやCIAの支援を受けて立案した作戦に沿って行った。」と暴露した。またモスレビ情報大臣は「この暗殺事件の容疑者逮捕はイラン国内・国外で行われた。 」と語った。

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( 翻訳者:篠原桃子 )
( 記事ID:27098 )