トプカプ宮殿オルタイル館長、退官
2012年07月24日付 Zaman 紙

トプカプ宮殿館長を定年退職したイルベル・オルタイル教授は、館長職をハルーク・ドゥルスン助教授に引き継いだ。

トプカプ宮殿管理棟の食料貯蔵庫で行われた式典で語ったイスタンブル県文化観光局のアフメト・エムレ・ビルギリ局長は、イルベル・オルタイル教授が自らの蓄積全てを7年に渡ってトプカプ宮殿で発揮し、彼自身の名声を以て多大に貢献してくれたと述べた。ハルーク・ドゥルスン助教授は、「彼は、トプカプ宮殿といえばオルタイル教授と言われるような人物です。独自の手法で同宮殿に対し大いに貢献されました。私はこの貢献の競争において、リレー競争を引き継ぐがごとく、献身するため参りました」と述べた。
オルタイル教授は、「ハルーク氏は、アヤソフィア博物館からの隣人であり、博物館という島の住民です。従って業務が以前よりも改善することを期待しております。トプカプ宮殿は、我々の歴史的建造物です。ここではひたすら献身あるのみです」と語った。ドゥルスン助教授は、引継ぎ式の記念にトプカプ宮殿の慣例であるアキデ・シェケリ(ナッツやゴマなどが入った色付きの飴玉)をオルタイル教授、ビルギリ局長、報道陣に贈呈した。ハルーク・ドゥルスン・トプカプ宮殿館長はその後、イルベル・オルタイル教授を同宮殿から見送った。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:27120 )