国籍に関する法の改正を目指す公正発展党(AKP)が委員会に提出する草案では、現行憲法の「トルコ人国籍。トルコ国家に国民として結ぶ付く者はすべてトルコ人である。トルコ人の父と母の子はトルコ人である」という部分を削っている。
AKPが8月1日に再開される憲法改正委員会に提出する草案では「トルコ人国籍。トルコ国家に国民として結ぶ付く者はすべてトルコ人である。トルコ人の父と母の子はトルコ人である」という部分が取り除かれていることが予想される。委員会は8月1日に始まる取り組みで審議休止となっている「公正な司法権」問題に立ち返るだろう。その後、国籍問題に取りりかかる。党はこの問題について「国籍」、「トルコ人国籍」と「トルコ共和国国籍」という3つの提案がある。
AKPは、国籍に関する問題の法を改正する方向で概案を作成した。これによれば、現行憲法の「トルコ人国籍。トルコ国家に国民として結ぶ付く者はすべてトルコ人である。トルコ人の父と母の子はトルコ人である」という部分は取り除かれる。AKPの草案では「国籍は基本的権利であり、その立場は法が予想する原則に基づいて獲得される」という方向での概案がある。
■解党
AKPは、解党の条項については2010年に国会で審議となったが、十分な票を得られなかったために、その条項に似た素案を作った。これによれば、解党訴訟は、最高裁の首席検察官の請求を受けて議会に会派をもつすべての党が同数の代表者を立てて設けた委員会が扱うことになる。この委員会が、多数決と秘密投票とにより下した決定を下した場合、憲法裁判所で審理を行うことが可能となる。
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( 翻訳者:藤井彩香 )
( 記事ID:27157 )