アリ・サーミー・イェン・スタジアム跡地へのビル建設はじまる
2012年08月08日付 Hurriyet 紙


メジディイェキョイにあるアリ・サーミー・イェン・スタジアムの跡地で行われるプロジェクトの建設が始まった。

建設許可が下りた本プロジェクトは、建設地費用を含め約10億トルコリラ(約440億円)となると見られている。

このプロジェクトは提携していたトルンラルGYO、アシュチュオール、カプジュオールの間で発生したごたごたにより、受託人に任され多少の遅れをとったが、アシュチュオールの割り当て分をトルン建設に売却することで再び着手された。

トルンラルGYO、トルン建設、そしてカプジュオール建の提携プロジェクトとして実現されることになる本プロジェクトの先行販売は近日開始される予定だ。

アリ・サーミー・イェン・スタジアム跡地では今日までにスタジアムの基礎の部分の整地にむけ、掘削作業が行われた。

建設許可を得られないうちに建設を開始することはできないため、今日まで新プロジェクトの建設作業は行われなかった。

許可が降りるのを待っていた建設チームはすぐに作業にとりかかった。

アー・ハン賞を受賞した建設家エムレ・アロラット氏によって計画された本プロジェクトは、3層式駐車場と20万㎡以上の建設地を持つ3ブロックからなる。

プロジェクトのうち2ブロックは43階建ての住居となり、もう一つは39階建てのAクラスオフィスとなる。

3つのブロックすべての側面から、イスタンブルのボスポラス海峡を初めとしてマルマラ海まで広がるイスタンブルの様々なパノラマの景色を臨むことができる。

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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:27294 )