アクサライ下水の掘削で、3800年前の出土品―アッシリア植民市遺跡
2012年08月14日付 Yeni Safak 紙
アラクサイ県のイェシルオヴァで市当局が行っていた下水道の掘削工事中に、約3800年前の数多くの出土品が見つかった。
アジェムホユク遺跡の発掘リーダーであるアリイェ・オズタン博士は、イェシルオヴァにあるアジェムホユク遺跡での発掘作業は続いていると語った。
同地区で市当局が昨年開始させた下水道の掘削作業をも続けると語ったオズタン博士は、「下水道の掘削作業が行われるルートは、遺跡を通るため、作業は博物館と発掘チームの監督の元、考古学者らと共に行われている」とも述べた。
オズタン博士は、下水道の掘削工事の際、大量の出土品が見つかったとし、以下のように述べた。
「我々が遺跡で行った発掘に加えて、下水道工事でもいくつかの出土品が見つかった。これらはほぼ完全な形で、破片状になっているものも数箱分一杯になるほどある。破片1つを足してあげればいいような状態である。このことは私たちに次のことを示している。もともと下水道が通る場所は遺跡の第三層の部分である。このため、下水管設置作業は、きちんとした監督下で行われる必要がある。私達も下水管設置作業のため、発掘ででてきた土と地層の断面をチェックしている」
オズタン博士は、出土品の全てがアッシリア商業植民市時代に属することと、3700または3800年前のものと考えられるということを語った。
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( 翻訳者:澤井祥子 )
( 記事ID:27357 )