サッカー解説している場合か!ーCHP、ハーカン・シュクル議員を批判
2012年08月22日付 Milliyet 紙

CHP(共和人民党)は、AKP(公正発展党)のイスタンブル県選出ハーカン・シュクル議員をガズィアンテプで爆撃のあった夜サッカー解説をしていたことを理由に批判した。

CHPのオウズ・カーン・サルジュ・イスタンブル県知事は、ガズィアンテプでテロ攻撃が起きた後、民放番組でサッカー解説をしていたAKPのイスタンブル県選出ハーカン・シュクル議員を批判し、「ハーカン・シュクル氏が爆撃の最中にサッカー解説をしていたなど馬鹿げている」と言った。

サルジュ県知事は、週末レシャディエ市とアルムス市にまたがる地域で開催されるフェスティバルに出席するため、トカットを訪れた。今日(8月22日)党の県本部?を訪問するサルジュ県知事をCHPの議員たちが迎えた。サルジュ県知事はその後記者会見を行い、近頃増加するテロ事件を非難しつつ、政府を批判した。サルジュ県知事は記者からの「ガズィアンテプでの攻撃の最中、AKPのハーカン・シュクル議員がテレビでサッカー解説をしていたことがメディア批判の原因となりました。あなたは何とコメントしますか」との質問には、次のように答えた:

「問題は単にハーカン・シュクル議員がテロ攻撃中にサッカー解説をしていたということだけではない。一国会議員が出演料を受け取りテレビで解説をするなどということは、以前まで見慣れていた国の慣習に適ったことではない。このためハーカン・シュクル議員が爆撃中にサッカー解説をしていたなど馬鹿げている。しかし、そもそも彼がテレビ番組で出演料を得てサッカー解説をし、その一方で国会議員として名を馳せていることが馬鹿げているのだ。だから間違いはこの二つ目の部分にある。そして根本的な間違いはテレビで出演料を得、サッカー解説をしていたことだ。」

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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:27421 )