ノルウェー軍、女性軍人のスカーフ着用を認可
2012年08月31日付 Milliyet 紙

ノルウェー防衛省は、軍服に宗教的な服装を持ち込むことを認可する規定を公表した。

イスラム教徒の軍人が軍服と共にスカーフを着用することを許可する、と発表された。防衛省がイスラム教徒の軍人に対してスカーフ着用を許可することになった新たな服装規定の枠組みにおいて、ユダヤ教徒の男性軍人も、お祈りをするときに着用するキッパー(帽子)を軍服と共に着用できることになる。

■極右政党から反発

クリスチャン・オヴェルリ防衛省スポークスマンは、「この新規定は、あらゆる集団がお互いにオープンな態度で接しているということを保証するものだ」と述べ た。この決定に対して、ノルウェーの極右政党である進歩党から反発の声が上がった。ノルウェーでは以前に、イスラム教徒の女性警官のスカーフ着用を自由とする規定が公表されていた。また、同国では昨年極右派のアンネシュ・ブレイヴィクが77人を殺害した襲撃事件が発生し社会を揺るがした。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:津久井優 )
( 記事ID:27502 )