ロンドン・パラリンピック:エジプト、ヨルダン代表関係者によるセクハラ事件
2012年09月12日付 al-Quds al-Arabi紙


■ロンドン・パラリンピックエジプトチームの責任者が女性へのセクハラで逮捕され、外交特権の行使を図る

2012年9月12日 『クドゥス・アラビー』

【UPI:ロンドン】

「デイリー・メール」紙は水曜日(12日)、ロンドン・パラリンピックに参加したエジプトチームの責任者が女性に対する性的嫌がらせで逮捕後、外交特権の行使を図ったことを伝えた。
同紙によると、イブラーヒーム・アフマド・ハリール(56歳)は、閉会セレモニーが始まる数時間前、21歳の女性観光客に対して国旗バッジをどのように胸につけるかを説明する際に、彼女の胸にいたずらをしたという。
 
同紙は、以下の通り付け加えた。「ロンドンのエジプト大使館が、ハリールが逮捕され女性観光客に対する性的暴行容疑をかけられた後に外交特権の行使を図った。しかし、ロンドンの裁判所がこの試みを失敗させた。エジプトの責任者(=ハリール)は、裁判所が彼に罰金刑を課した際、号泣した。」

「デイリー・メール」紙は、エジプトを当惑させたこの事件は、今大会で15個のメダルを獲得したエジプト選手団が、日曜日(9日)に行われた閉会式に参加する数時間前に起きたと報道した。

同紙はハリールをスポーツ担当の国務大臣であると記述しており、彼は滞在していたロンドンの中心の金融地区に近いセイント・ポールホテルの外で、女性観光客を狙った。エジプト国旗のバッジを配っている際に被害女性を呼び止め、胸に触れたのである。
さらに同紙は、被害女性が母親と10歳の弟を伴っていたこと、彼女は警察にこの事件を通報し、警察はホテルでハリールを逮捕、出廷前に2日間の留置が行われることになったという情報を付け加えた。

ロンドンの調停裁判所はハリールに対し、罰金160英ポンド、手数料その他として100英ポンド、被害者への補償金100英ポンド、追加負担15英ポンドの支払を命じた。
「デイリーー・メール」紙は、ロンドンのエジプト大使館がハリールに代わり罰金を支払うだろうと伝えている。

北アイルランド警察は、先月(8月)パラリンピックのヨルダン代表のうち3名を、今大会の開会前に女性と子供たちに性的嫌がらせを行った容疑で逮捕した。ヨルダンのパラリンピック委員会は彼らの出場を禁止し、帰国させた。

新聞報道は、北アイルランドのロンドンデリー州にあるコールレーン市裁判所がヨルダンのアブドゥッラー2世国王がこの問題に個人的に介入するとの情報を得た指摘、ロンドンのヨルダン大使館の責任者は、公聴会の席上で3人の保釈金を支払うと提案した。

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(翻訳者:岸本聖美)
(記事ID:27599)