オスマン家アブデュルハミト2世の曾孫、華麗なる結婚式
2012年09月22日付 Yeni Safak 紙


アブデュルハミト2世が晩年を過ごしたベイレルベイ宮殿で5代目の曾孫が結婚した。オスマン家の一員であるニルハン・オスマンオールさんは華麗なる結婚式を挙げた。

オスマン王朝の最後の王子であるアブデュルハミト2世の孫、オルハン・オスマンオールの娘ニルハン・オスマンオールさんは豪華な結婚式を行った。式はベイレルベイ宮殿で行われ、5代目の曾孫であるニルハンさんはメフメト・ベフリュル・バタンセベル氏と結婚した。婚姻式へはオスマン王朝の子孫も参加し、結婚の証人はバイラムパシャ区長のアティルヤ・アイドゥネル氏がつとめた。

■オスマン家の紋章のある披露宴

式には、多数の招待客が招かれた。披露宴では夫妻の前に据えられた舞台が来客の注目を引いた。オスマン家の紋章が印されたその舞台で、夫妻は結婚の誓いへの署名を行った。

■披露宴はコーランの一節から始まった―宮殿にふさわしい披露宴

コーランの一節を朗読するところから始まった披露宴はイスタンブル軍楽隊の「心豊かに」という行進曲で幕をあけ、ニルハン・スルタン・オスマンオールさんがメフメト・ベフリュル・バタンセベル氏と共に宮殿の門から披露宴が行われる中庭へ向かった。

■花嫁の立会人にゼイネル・アビディン・エルデム氏

オスマン朝子孫のハルン・アブドュルケリム・オスマンオール氏、スペイン名誉領事のゼイネル・アビディン・エルデム氏、また元大臣ハリル・シブディン氏が花嫁の立会人を務めた一方で、オメル・カルカン氏、ジュネイト・テズジャン氏が花婿の立会人となった。

■結婚手帳が立会人によってニルハンに渡された。

アブドュッラー・ギュル大統領、ジェミル・チチェキ・トルコ大国民議会議長、アフメト・ダヴトオール外相とその妻サーレ・ダヴトオールさん、メフメト・ギョルメズ宗教庁長官、そしてカーディル・トプバシュイスタンブル市長が婚姻式への電報で祝辞を述べた。

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( 翻訳者:池田桃香 )
( 記事ID:27678 )